初めての投稿
文字を綴ることは昔から好きだった。
自分の考えや想いを、言葉として綴り、後から読み返すことも出来る。
そして、自分の頭の中で描いた物語を作ったりもしていた。
過去形なのは、社会に出て文字を残すことをやめてしまったからだ。
仕事を始めてからの日記に注がれるは、仕事の愚痴、ネガティブな言葉達だけだった。
それから"文字を起こす"ということをしなくなった。
でも、先日、些細な出来事があった。
私の職場には連絡ノートというものがある。
重要なお知らせや、仕事で伝えたいことをこのノートへ記し、出勤時には必ず全員目を通す。
その日、私は仕事で気付いたことをノートへ記した時に、
「屑女(わたし)さんの連絡は、いつも分かりやすいね。」
と声を掛けてくれた。
些細すぎる出来事なのに、とっても嬉しくて。
私の、"好き"は、多分まだ残ってる。
その日の仕事終わり、単純な私はノートを買いにコンビニへ向かった。(23時上がりで、百均もホームセンターも閉まってしまってた)
棚に置いてあったノートはホコリをかぶっていた。
長年、好きなことを放置していた自分みたいで面白かった。
パンパンッとホコリをはらって、愛着の湧いたノートを購入した。